燦爛たる微笑みに、最高の祝杯を。

1995年10月13日。

26年前の今日、彼はこの世に生を享けた。

｢智旻｣ ___「知恵は空よりも高く」

その名の通り、思慮深く聡明で暖かな空気を纏い、全てを優しく包み込んでくれる春の匂いがする人。

そんな彼がまたひとつ歳を重ねる祝福すべきこの日に、どうかわたしの恋心を孕ませたじみんさんへの想いを、綴らせてください。

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わたしの人生に突如として現れたあなたは初めて出会った頃からずっとずっと不思議な人なんだ。

可愛らしい愛嬌とその柔らかい人柄で親しみやすく幼い印象を持たせるあなた。

凛とした佇まいに雄々しさとやんちゃさを匂わせる男らしいあなた。

上品な顔つきと妖艶な雰囲気を纏って見る者の視線を釘付けにし、思わずこちらが息を呑んでしまうような姿を魅せるあなた。

憂いを帯びた表情とどこかへ飛んで消えてしまいそうな儚さに、手を差し伸ばしたくなる程繊細で美しい天使のようなあなた。

陽だまりのような暖かさと煌びやかさ。

月光のような麗しさと静けさ。

目を離す度、そこには違うあなたが存在する。

これら全てが「朴智旻」自身であることに何度自分の目と耳を疑っただろう。今でも、どれが本当のあなたなんだろうと首を傾げる時がある程に。けれどきっと全てがあなたそのものであって、その魅せる色んな表情に、たえずわたしの心は揺さぶられてしまう。

かっこよさの中にかわいらしさがあってかわいげの中にとんでもない色気を潜めている。やさしさの中には溢れんばかりの愛情があって、愛情の中にはとてつもない努力がある。じみんさんの全ての魅力を私の言葉では表現することなんて出来ないけれど、それくらい、いっぱいいっぱい沢山の人を魅了して、何度見てもうっとりする美しさと妖艶さと健気さを放つ人に、こんなにも魅力が詰まったあなたに出会えたことが生涯の自慢なんだ。

時々この恋が少しだけ苦しくてたまらなくなるのは、あなたの蕩ける甘い香りに包まれてしまいたいと思うから。死ぬほど恋しくなって、胸を押さえつけられるほどに切なくなる。世界はあまりにも広すぎるなあと現実を見させられると同時にまた胸が苦しくなる。あまりにも遠い人。あまりにも手が届かない人。

でもね、あなたの顔を見る度に声を聞く度に毎回安堵する。恋をする。日毎なんてそんなもんじゃない、毎時間、毎分、毎秒貴方が好きで好きで、たまらなく恋しいの、愛おしいんだ。
何故こんなにも思いを馳せてしまうのか、あなたの何に惹かれてるのか。

そんなのを考える暇もないくらいに、そんなのを考えることさえもどうでも良くなるくらいに、惚れ込んでいる自分にたまに苦笑してしまう。

1人の人間に執着してこんなにも想いを零さすなんて考えてもみなかった。わたしの人生で1番好きな人。これからもずっとわたしの心に残り続ける人。結局のところわたしにとってじみんさんが一番かっこよくて一番かわいくて一番すてきで一番だいすきな人なんだ。

あなたの整った眉毛と小さな鼻、ふわふわの唇と切れ長の一重がだいすき。 目をうんと細め、ほっぺたをぷっくりと盛り上がらせて白い歯を見せるあなたの笑顔が。 程よい筋肉を持ち合わせ、細くて綺麗なラインを描くあなたの身体が。 白くて透き通ったあなたの肌が。 ちょっぴりハスキーがかった甘くて心地の良いあなたの声が。 鈴みたいにコロコロ転がる笑い声、力強くがなったり、綺麗な高音を轟かせたりするあなたの歌声が。 重心を上に置いて、軽々と舞って魅せるあなたの踊りが。 人懐っこいのに、しっかりと線引きのできるあなたの性格が。 冷静に物事を判断できるあなたの頭脳が。 メンバーに寄り添うあなたの優しさが。 私たちを愛してくれるあなたの全てが、本当にだいすきなんだ。キリがないほどに全てが、全部が。

昔からあなたは人にとことん優しく、甘く、時に行き過ぎた悪戯なんかもして、やんちゃで、健気で。そんなあなたの周りにはいつも人が集まってくる。そして、あなたも人のことが大好きなんだということが、ひしひしと伝わってきた。

でもね、最近はなんだかそれ以上に、昔以上に｢愛｣を感じるの。優しさとか包容力が更に溢れていて。勝手な解釈かもしれないけど、その違いはきっと自分自身を、より心から愛せるようになったからなんじゃないかと思うんだ。その度、｢自分自身を愛する｣このラブマイセルフ精神をあなたが、あなた自身が私達に教えてくれているんだなと思うんだ。自分を愛せているからこそ、他人にも愛情をとろとろと注いであげられるんだなあって。じみんさんが、メンバー含む身近な人をはじめ、世界中の人から愛される理由も全部これに詰まっているんじゃないかな。 

｢自分自身を愛する方法を教えてくれてありがとう｣

これに尽きるんだ。そしてあなたはこの言葉を見て綺麗な涙を流してくれたね。この言葉は、自分たちがアミに伝えたい、そう言ってくれた。あなたって人はどこまでもどこまでもわたし達に愛を注いでくれるの。どこまでもどこまでも甘くて優しくて柔らかく包みこんでくれる。こんなに素敵な人がこの世界にいる、同じ時を生きている、そう考えるだけでわたしの心を満たしてしまうあなたは一体どれほどの人の心を救ったんだろう。

わたしに愛を教えてくれてありがとう。

最初で最後の人なんだろうなと思う程全身全霊で恋をしている。呆れるほど、この世でいちばんあなたのことが好きなんだ。

パクジミンとしてこの世に生まれ、存在してくれて心からありがとうと、JIMINとしてこの世界の舞台に立ち続けてくれて本当にありがとうと、伝えさせてください。あなた自身の存在がたまらなく愛おしいのです。じみんさん、あなたはたくさんの人から愛されている、どうかこれだけは忘れないでいて。

最後に

お誕生日本当におめでとう。この1年がまたあなたにとって最高の年になることを心から願います。あなたが今日からまた世界一幸せな日々を送れますように。

それから、じみん。あなたを、死ぬほど愛しています。

燦爛と輝くあなたの天使のような微笑みに、最高の祝杯をあげて。乾杯、

𝐇𝐚𝐩𝐩𝐲 𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡𝐝𝐚𝐲, 𝐉𝐢𝐦𝐢𝐧 🥂

                     　　 　　　　　 　   　2021.10.13 

勿忘草

自分を花に例えるのなら？

ー わすれなぐさ

そう口にした彼の言葉を聞いた瞬間、愛おしさで胸がいっぱいになって画面越しにひとり、言葉を失ってしまった。

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花言葉に興味を持ったわたしはふと彼の誕生花を探ったとき、

モミジアオイやシモツケの

「儚くたおやか」「穏和」「美しい」

なんて言葉が出てきてあまりにも彼らしい花言葉になんだか笑ってしまったのを覚えている。花が彼自身をこんなにも的確に表してくれる事があるんだと。

そんな彼は自分のことを「勿忘草」と表した。

ポツポツと控えめに辺りを青く染めるそれは、わたしの誕生月にいちばん綺麗に咲き誇る春の花だった。

彼が生まれた月はだんだん肌寒く気温を変え、葉を鮮やかな暖色で染める秋。

でも、穏やかでたまに頬をピンクに染める彼はまるで春を象徴しているようで。

彼がなぜそれに自分自身を投影したのか本当の理由は分からない。

けれど、暖かい空気に包まれ、繊細に懸命に彩やかに咲くその花はじみんそのもので。

彼のもつ儚さを自分でちゃあんとわかっているんだなあ

なんて考えていたら、無性に気持ちが溢れてしまったんだ。

一生この人には敵わない、でもそれがわたしの心を跳ねさせ、何度も夢中にさせてくれるの。

それに

「私を忘れないで」

なんて、

そんなずるいことはないでしょう。

10がつ13にち、ひとつ大人になった狡くて愛おしい彼が、一段と綺麗な笑顔を咲かせてくれることを願って。

勿忘草 - A forget me not flower